To see a World in a Grain of Sand And a Heaven in a wild Flower..

名前に好きな言葉を。週末は山に。

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剱岳

連休前半は修理待機が2日間と中仕事にピオレ待機。
後半3~6日に念願の剱岳へいけることになった。2006年に山スキーを始めてまだ数回しか経験がないのに、H氏とTAILER氏が剱岳周遊に連れて行ってくれた。その時二人が登頂する間、初めて大型ザックに疲れ果てテントで待機したので登れなかった時から7年も経ってしまっていた。

2日20時 会社で野人、いけしゅんと合流。
3日2時半 立山駅前の無料駐車場に到着。そのまま仮眠。
 5時 少し明るくなってきて足音が聞こえて目が覚める。

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初めてのケーブルカーにわくわくする。1両編成で荷台付き、7分で美女平へ。観光バスに乗り換えてアルペンルートを1時間ほどくねくね道に揺られる。初めて見るアルペンルートは5Mくらいの雪壁がずっと続き、除雪するのが大変だろうな~と意外と感動がない。

宿泊施設やレストラン、大きな売店のある室堂駅の1Fに到着、外には3Fから出る。
広々した公園に散歩する大勢の人。ただ木がなく、一面白い銀世界。右手には立山三
山、左手に大日、奥に雷鳥沢から剱御前小屋に続く滑り台に蟻の行列が見える。

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雷鳥平のテン場に着くころには体が動き始めるが、同時に20KG程のザックが嫌になる。

剱御前に続く坂が長い。大山によく現れる神戸のおじさん集団と混ざって歩くが早くて合わせると潰されそう。

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すぐ目の前を鷹が通り過ぎた。歓迎してくれている。

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鞍部に建つ小屋の周りで一休み。室堂全体と剱岳、剱沢が見渡せる。剱沢の小屋は半分埋まっているように見える。テントは10くらいかな。剱岳の山頂は少しガスに取り巻かれてじっとしてると寒くなってきた。

7年前には小屋で綺麗なお姉さんと男前兄さんからビールを買って、いい気分で緩い斜面を滑り出した途端に転んだことを思い出す。

前と比べると緩んだ雪だが、柔らかい部分は数cm。沢状の吹き溜まりで20CMほど。ここ1週間で2回降った雪が剱岳に登る時、下る時どんなもんかちょっと不安になる。

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剱沢のテン場でブロックを積み上げる。野人さん手作りスノーソーが活躍するが、作りなれてないので強風に倒されそう。テントも彼の手作り竹ペグで固定。寝不足と寒さでテントの中でごろごろしているとあっという間に夜になった。

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4日 5時ごろ明るくなり、周りのテントから声が聞こえ始める。
山頂は相変わらず薄いガスがかかっているが、青い空と眩しい雪景色に夜風が強くテントがばたついたおかげで寝不足だったのに急かされるように出発する。

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板を付けているとオレンジ色の袋が風邪に飛ばされ若い兄さんが猛ダッシュ。
野人さんがそれを追いかけえらい勢いで滑り始めた。僕も行こうと滑り出した途端板が外れた。しかもリーシュが千切れて新幹線みたいに飛んでった。
もうアイゼンで登るしかないか、と諦めながらも板の走った方へ走っていくと沢の底に板を持った野人さんが。ついている!
野人さんは落し物拾いの天才らしい。板を履いていると今度は銀マットが飛んできて僕がキャッチ。今日はよく物が飛ぶ日。雪庇が落ちてきたり、雪崩れたりはご勘弁。

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平蔵谷出会いに付くと既に7人?パーティーが先行。シールを付けてると神戸のおじさん達もやってきてあっという間に先に登り出す。それが早い早い!倍近い速さでまっすぐ登っていき、7人パーティーがインディアンクロアールを左に消えた辺りで出会いに着く。そのころ彼らはほとんど平蔵谷の鞍部近くに迫っていた。

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平蔵谷右又大脱走ルンゼに詰めるよりインディアンクロアールに入った7人はよくわかってるんだと思った。岩が迫っているが斜面が大きくなく狭いのでちょっと安心できる。ただ60度ほどの緩んだ斜面に根元まで突き刺したピッケルも不安定で疲れた。階段を作ってくれなければバテて登れてなかったかもしれない。源次郎尾根上部で7人パーティーに追いつき礼を言うと先行に単独のバーダーがいて足場を作ったらしい。凄い奴がいたもんだ。その人そのまま山頂から大脱走ルンゼをガスの中滑っていったらしい。

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山頂に着き彼らに写真を撮ってもらった。そうこうしていると、次々人が登ってきて大賑わいになるがどんどん下山していく。ロープをささっと張って池の谷へ降りていったグループには手際の良さに関心。白いジャケット着た爽やかな青年二人の山岳救助隊も。

埋まった祠の横で穴を掘ってガスが抜けるのを待っていると隣のテント達もやって来た。15分くらいはじっとしていたが、全然視界が晴れないのでしようがなしに滑降開始。登ってきたトレースに沿って横滑りで落ちていく。視界10M程で雪が上層10CM、下層との接合も中途半端。まあ下もエッジが十分聞くので突っ込みたいが止めておく。登りに見た長次郎谷が広くクリーム場の雪で入りたかったけど、ロープ出して入るよりなんとか予定通りの行程をこなそうとそのまま平蔵谷へ向かう。ガスがなければ豪快な滑りが楽しめただろう。

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横滑りして雪を少し落とし、落とした雪で角度をみてジャンプターン。あまり右手に行き過ぎないようどんどん高度を下げる。横滑りで落とす雪で埋まりそうになったり水平感覚がなくなったりすることが少なくない。まだ源次郎尾根か珍峰見えないかと探し始める頃広いルンゼが狭くなりだし核心と思われる喉に着く。岩でも出てたらどうしよう。クライムダウンするんかいな?とじわじわ近づいたけど以外に広く安心して抜ける。ホッとしたら珍峰の際で登りに見た景色。右手に広い平蔵谷が見えみんな無事降りてきたことに喜んだ。後はカチカチになった緩い斜面をなんとかこなして出合いへ到着。アイスバーンをがんがん飛ばしていた野人さんと合流。

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隣のテント達も降りてきていて並行するように剱沢を戻る。
滑る落ちる間は寝不足の疲れを忘れていたが、どっと全身が重くなり牛歩のようにガスで薄暗い谷を早くビールがほしいなあなんてつぶやきながら歩く。
もしかしたらと目指した剱沢小屋は雪で埋まり、欲しかったビールはお預け。テントに戻っていけしゅんのビールを回し飲みして予定した行程をこなせたことに感謝した。

夜、前夜のようには風も吹かず、しっかりテントに紐を張ったのでしっかり熟睡。

5日 5時過ぎ起きる。目覚ましなしで三連続僕が目覚ましになったのが不思議。
外に出てみると風もない超晴天。今日帰るなんてもたいなすぎる!
トイレに行ったときに挨拶したお姉さんがいい天気ですね~えっ下山ですか?なんていうもんだから、心の中で昨日登頂して滑ったから十分と一生懸命妥協する。

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名残惜しさ満点で少しだが軽くなった荷物を背負って歩き出す。5分も歩くとあまりの暑さに眩暈がした。他の歩いている人たちもびっくりするくらい遅い。

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剱岳御前小屋でゆっくり休憩。野人さん小屋の主人と久しぶりのお話。
続々とスキーヤーが下から登ってくる。雷鳥沢のテン場周りはえさに群がる蟻みたいに人があふれている。

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どんどん登ってくる人を横目に広い斜面を下る。

ふと野人さん登りの人に声を掛けられる。ケインさんや他の友達だった。どんだけ知り合いがいるのか。

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雷鳥平テン場横のTバーリフトに乗りたいと思っていたら、いけしゅんも乗りたかったようでいそいそ子供達行列に混ざる。
ワイヤーにカムを引っ掛けるだけだが、見てると引っかかった瞬間カタパルト発射のように進むのでわくわくが少し怖さに変わってくる。まず野人さんが慣れた手つきで発射。次にいけしゅんが発射。10Mほどでバランス崩して脱落。なかなか手を離さなかったので少し騒然としたのが僕にとって余計に恐怖を煽る。次に僕。そっとカムをワイヤーに近づけた瞬間ドッーンと持っていかれてバランスを崩す。片足で10Mほど滑った後バランスを取り戻して一安心。忘れていた心臓がマシンガンみたいに打ち始める。こんなにびびったのは久しぶり。スカイダイビングで飛ぶとき並だった。いい初体験ができて嬉しい。

広い高原を観光客がズックで歩いている中、暑さと疲れでふらふらしながら駅を目指す。こんどこそビールとテンションを上げる。野人三だけはもう1本滑ると張り切っている。

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いけしゅんと二人で池の中央でシートを引き買ったビールで乾杯!
昼寝しながら雄山から小刻みに滑り続ける野人さんをあてにビールお代わり。

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売店と駅の混雑はえぐくて、外の人も含めたら何万人いるのか、放送でも3万だとか5万だとか凄いことになっている。野人さんが戻るまで2本の地ビールを飲んでお昼寝。少し鼾をかいてたとか。

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いつのまにか野人さんが戻ってきていて、あきれながら大混雑の駅へ突入していく。
バスが整理券を使い、座って帰れるのがありがたかった。荷物の重さを量ったら18KGだった。もう少し軽くしないと。

下界へ降りると室堂の喧騒が嘘みたいに静かで、雪がなく暗く見える町が寂しく思える。風呂へ立ち寄り、所々渋滞する中姫路には24時ごろ到着。

いいメンバーだからこそこなせたツアーで落ち着いて行動できるようになった自分も見れて感慨深い。また夏の剱岳にも登らないと。

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GPSのログがちょっと微妙。。

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