To see a World in a Grain of Sand And a Heaven in a wild Flower..

名前に好きな言葉を。週末は山に。

Top > スポンサー広告 > 大山北壁 山スキー > 大山北壁

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

大山北壁

いい寒気が入って日曜は晴れの外してはもったいなすぎる”THE DAY"になりそうな週末。登攀要素を含んだスキーをと弥山尾根かその東辺りをと画策。野人氏の集めた情報から滝沢尾根を登り、滝沢か中沢を滑る計画を立てる。

土曜日、せっかくの休みだが特にすることも無く、板のメンテしたり洗濯してからのんびり佐用から鳥取の日本海ドライブに出掛ける。大山の麓まで3時間半ちょい。思ったより快走だった。ただ海沿いにほとんど雪が見られないのが残念。あの寒気が入っているという情報はなんなんだ?

朝5時ごろ轟々とラッセルするディーゼル音に混じり軽い音に目が覚める。野人到着。バーナーを忘れ、朝飯が侘しくなりそうだったが、彼に借りて行動用の温かい飲み物と朝のうどんを作らせて貰った。一台を枡水にデポして観光駐車場へ移動。星空が広がりテンション上がる。

6時半ごろ神社の参道をスキーでぺたぺた進む。新雪が15CMばかり降った様子。下はガリガリで先が不安。

2015.1.18 024

元谷の小屋辺りでは山岳会が訓練している。いつもの風景だ。どんどん暗い空に青空が押し広がり気持ちいい。小屋の左手を北壁に向かって歩く。歩きやすい。雪が少ない。そのほうが雪崩が少なくていいかと取り付きに向かうが、その雪崩跡がさらさらの発泡ピーズみたいで踏むと板が消えていく。見上げた薄暗い壁が青空に照らされてどんどん青く輝きだす。
2015.1.18 028

2015.1.18 034

岸壁にたどり着き、岩に張り付く雪を触るとごそっと古い発泡ウレタンが崩れるように剥がれ落ちる。この一週間が温かく、積もった綿雪を腐らせ、それが固まったあと昨日の南岸低気圧あとのあられ雪でパックされただけで氷になれ切れていない。これじゃ板を背負って登るのはもちろん沢もだめ、尾根もしんどい。仕方なく一旦降りてどこかの沢筋を滑ることにした。

2015.1.18 038

板を履き手ごろな辺りまで滑り、元谷避難小屋の上の尾根をトラバースしようとシールを貼る。開けた尾根をどんどん登るが右手にトラバースしたいのに切れ落ちていて、いつの間にか単独のつぼ足に誘導されるように別山取り付きまで来てしまう。気温が上がり始め、別山沢や8合沢からの雪崩を食らわないかと緊張する。壁下を右手に抜け、7合尾根を上り始める。7合沢にこれでもかとシュプールが見られる。もう雪崩れないと思いながらもやられたく無いので始終きょろきょろ。足元は雪崩跡と切断面に注意をとられるので疲れ果てる。そのころ上から滑り降りてきたカップルとすれ違い、挨拶すると野人さんと一度少しだけ同行した方々だったようで、また会いましょうと話して分かれる。疲れたので6合避難小屋へ向かいながら彼らを振り返ると、器用に雪崩で剥げおちた硬い雪面を一本の歯で綱渡りするようにバランスをとりながら滑っていった。また上手い奴と会ったみたいだ。

2015.1.18 039

6合避難小屋は大盛況。みんなのんびりしている横をさっさと板をザックに引っ掛け、硬く締まった穴ぼこの階段を横風に振られながらじわじわ登っていく。やはり冬の夏道は寒い。

2015.1.18 040

2015.1.18 041

北壁を見ると剣が峰にいい壁が輝いている。下までは繋がっていないかもしれないが一度挑戦してみたい。

2015.1.18 042

別山沢上部に着くと一本もシュプールの無いまさに面ツルのバーンが開けている。これは行くしかないと思いながら足元の雪を掘り、簡単に弱層を見る。15CM下に2CMのモナカ氷。下では弱層になり、30CMくらいの発泡スチロールが雪崩れるか・?5人くらいのグループの女性が下で待ってますよと励ましてくれた。その後白髪のおじさんが話しかけてくる。聞いた声と思い、どちらからと聴聞くと年1くらいは会う岳友の田路さんだった。

2015.1.18 043

さあ落ちよう!バイル片手に準備して、野人さんがさっとスキーカット。不安なく僕からダイブ。板が走り気持ちがいい。
出だし40度くらい。左右の壁が迫りだし、傾斜が45度強になる辺りで足元がふわっと抜ける。そのまま雪を切るとばっさり雪面が崩れ落ちる。その下はモナカ氷で滑りにくいが、残った雪を拾ってのどの手前まで滑り降りる。後ろを見上げると切れた上を横に野人さんが雪を切る。当然また雪面がはがれて僕を押す。転ばないように横に板を滑らせ小さく体を丸めてこなす。背中に雪が入り冷たい。まあまだ雪が落ちると思いながら、少ないだろうとボトムにいたので自動自得。あとは崩れた雪の上を滑り、喉の壁を横滑りして終了。8合沢との出合いを越えて一息。喉を抜ける野人さんを眺め、一気に堰堤まで滑り、太陽に輝く白い北壁を眺めて、こんな雪崩れ必至の悪条件で馬鹿だな~と話す。7合沢の広い雪崩で怪我した人はいないのかとも思ったが無事帰れてよかった。

2015.1.18 046

2015.1.18 048

2015.1.18 052

2015.1.18 054

あとで知ったが、関節とりんさんが同じところを滑ったようだ。馬鹿さ加減は同じ位なのかもしれない。
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

Secret

No title

ドロップさんと同じ日に、こちらは野人さんとのコラボでしたか。
この時期の大山は行けば誰かいる状態ですね(笑)

金沢に医王山(いおうぜん)という里山がありますが、
林道脇の南斜面が全層雪崩れで道を塞いでました。18日です。

最近雪崩遭難ニュース多いですし気を付けて行きましょうね。

No title

そうですね。大山は関西以西の溜まり場みたいです。北陸のように山も雪も多ければこうはならないんでしょう。
当日朝、一番大きく入りやすい緩斜面の7合沢が前面雪崩れてたのが印象的でした。平均25~30度程度でブッシュが少ないからだと思いますが、朝早く人が入っていなかったのが幸いでした。お互い気をつけないと。
プロフィール

いの

Author:いの

カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最新記事
最新トラックバック
最新コメント
検索フォーム
カテゴリ
月別アーカイブ
リンク
ブロとも一覧

バックカントリ-スプリットボ-ドで大山を滑走
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSリンクの表示
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。