To see a World in a Grain of Sand And a Heaven in a wild Flower..

名前に好きな言葉を。週末は山に。

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初めて上高地へ行った!出会い 癒しの直登ルンゼ ワクワク扇沢

5月2日 五時ピタで野人と合流。渋滞なく11時過ぎ平湯へ入る。488km走行。年末の遠征と違い、車の乗り心地をよくするために、固まってたサスを復活させて、振動軽減やデッドニングしたおかげで快適に到着。ただ近くで車中泊してたおっさんがうるさいと文句言ってきて少し萎えた。

5月3日 西日本人は安房トンネル手前までってことでアカンダナへ駐車し、気分よくバスで上高地への入り口”釜トン”を抜け、カラフルにザックを背負った登山者が集まる上高地に到着。ターミナルは綺麗で流石日本屈指の山観光スポット、話し声がほとんど関東なのでついつい背を伸ばしてしまう。なんでだろ・・。

あ~これが有名な河童橋かぁ~穂高かっちょえ~。と初心者気分。やっとこれで高山登山者の門を叩けたんだと可笑しいが何とも言えない感慨がある。
いや!あの先っぽから滑るんか?下はギザギザとちゃうんか?ロープあるけど支点工作のぶつはおいてきたし・・。こわー。などと緊張する。と思ったが緊張は全くなし。少し壊れてるかもしれない。
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7時半ごろターミナルからぞろぞろとおじさんおばさんに囲まれて未舗装の林道を延々歩く。景色は見事だが何せ飽きる。兼用靴の中で指達がいやいや言ってる。時折猿が横を歩いたり、野人が声をかけたスキーヤーが岳友会に父がいるというナイスガイだったり、後で確認してありえないとびっくりしたが昔奥穂のすぐ前穂側のルンゼを滑ったことがあるというマッチョおじさんと話したり、それなりに長い道のりを楽しんだ。徳澤のソフトを是非と思ったが、お腹痛くなったら観光地で野〇〇して怒られそうなのであきらめた。いつかまた食べれるだろう。
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屏風岩を過ぎたあたりからしっかり雪が着き始め、板を下しシールを付け、山スキーに来たと実感する。
涸沢の全景が見え始めたあたりで、目の前でもぞもぞ足を弄るお二人に”靴擦れ?”と、声をかけた。軽い!と思いつつなんだか親しみを感じる二人で嬉しくなる。野人がマメ用の絆創膏をプレゼント。ナイス!!いいきっかけが出来て友達になれそう。ワクワクして同じ小屋に泊まろうと変な会話が始まるが、野人もok!すんなり涸沢小屋へ出発。知り合いに会えなくても楽しくなりそうだ。

奥穂ど~ん!半分埋まった涸沢ヒュッテの屋根が見える。涸沢エリアってこんなに圧迫感あるのか!狭い!と、西穂~槍をやった時には見下ろした記憶はどっかいった。急峻な壁に囲まれるとついつい雪崩たら・・と考えてしまう。後で思うが、急峻な地形だけに広いエリアでも囲まれているからこその感覚なんだとおもう。
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さっき、たぶん友達になれただろうマメに泣きながら歩いてるお姉さんの足取りを振り返りながら、一番乗りで涸沢小屋へ入る。受付で変わった名前だと覚えてもらい、いつものように野人がお兄さんに情報を聞き出す。小豆沢よりダイレクトの方が人もいなくていいと背中を押してもらう。
少し遅れて着いたまだたぶん友達の二人とビールを飲みかわす。東京の方々でスキーの師匠と弟子だとか。二人とも笑顔と日焼けの似合ういい顔で、山屋というより爽やかなスポーツマン。野人と、うるさい関西の田舎者とはえらい違うな~、よく俺たちと一緒にいれるな~などと、後で変に感心する。何か近しい匂いもあるので、それがいいのだろう。
寒くなり、案内された地下室に潜り込む、が暗く寒いので文句たらたら言い出す。同室の人たちもそうだと言って笑いだす。おじさんが牢獄だと言いながら、さっき俺たちが小屋番に廊下のヒーターを部屋に入れたいと言って断られたのに、いつの間にか部屋に入れてくれ、同室のみんなと神だぁと笑いあう。
晩飯は鳥の焼きももなど思ったよりおいしく、張り切ってごはん3杯頂く。おひつのお代わりがどこよりも早かった。
夜があまりに暖かく、牢獄だとか言ってたのがネタとしか思えない。朝汗をかいていた。

5月4日
トイレは30分待ちだと泣ける話。綺麗なトイレと期待していたがしょうがない。外のトイレを使わせてもらった。藪山慣れが激しいのか全然大丈夫。空が綺麗!嬉しくて泣ける。無風で気温も5度以上はある感じ。ちょっと暖かすぎるのが怖い。感覚的に恐怖を感じる。

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7時半過ぎごろ、友達になった二人とバイバイして、トレースだらけの斜面を歩く。数分で上着をしまい、ズボンのチャックをフルオープン。雪が緩すぎて登れないのではないかと困惑。まあ分岐まではトレースいっぱいだし。
20分ほどしたとき、左手の登山者の列に見覚えのある板やヘルメットにカラフルなウエアを見つける。おーすけさんとすどーさんに違いない!僕は忘れられてるかもしれないから野人はと振り返ると微妙に離れてる。どーしよこのままでは声がかけにくい!と思ったら、少し離れてしょーこさん発見!見た瞬間に叫んでた。嬉しすぎだった!きっかけが出来たおかげでおーすけさん達にも挨拶が出来て、すどうさんから雪の情報もらって感激する。しばらくはしょーこさんにいろいろ話しをしてもらって空中散歩。昨日友達が扇沢に入ってスラフを落としてくれたらしい。ラッキー!少し夢の中にいて、野人に声をかけられるまでダイレクトルンゼへトラバース開始するのを忘れていた。
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とうとうずぼずぼ地獄の始まり。一気に体力が削がれる。しょーこさんばいばい!下山したらおでんしよーと言ってもらい女王陛下の厳命だとのぼせる。おーすけさんと写真撮ろう!美人の友達できるし、しょーこさんと話せたし、もう死んでも悔いはなし!いやいやまだこれからだ。
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ルンゼに入ってすぐ、右岸のテラス辺りからおっさんのような声が聞こえる。風の音かおかしくなってきたのかと思ったら、岩稜に二人のスキー背負った男が見えた。お~楽しそうだ!機会があれば板付き登攀もやってみたい。
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シャツイチでも熱い。先行の足跡がなければ激遅だったので助かった。大分追いつき5分違いくらいだったので、お礼をと思ったがさっさといなくなっていた。テント担いだガイドらしくゆっくりだが山頂で休むよーなことはしないらしい。
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10時過ぎ 山頂の祠!御無沙汰です。タフな人だけがたどり着けるのだろう10人弱の元気そうなひとばかり。へなちょこスキーの僕が小さく感じる。抜群の景色。青空が雪の白さで光る。山は綺麗なラインを纏って陰影を濃く目に焼き付ける。素晴らしと何も考えず口に出る。関東弁でつぶやいてちょっと恥ずかしい。ぐるりを歩き写真を撮って戻るが、足の重い野人を待ちながら優しい笑顔のおじさんとゆっくり話すことになる。15分ほどして野人到着。隣にクライマーがいてガチャ格納中のところを記念撮影。調子悪いのか野人はどーでもえーとかぶつくさ言ってた。
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10時半過ぎ。さて念願のダイレクトルンゼへ!と言っても登りに使って怖さは皆無。一番に単独おじさんスタート。スラフに足を取られてずるずる滑落。クライマー二人と僕たち、見学してたアベックみな揃って静観。まあ直下の岩さえしのげたら落ちても安心。実際経験豊富そうなオーラを放つおじさんはすぐ立ち上がり何もなかったように降りて行った。少し空けてクライマーたちが準備を終わらせてドロップしようと見下ろすと、大分後ろにいたソロのボーダーが滑降ラインを登ってくる。ちょと待とうとゆっくりしていると、彼何を思ったのか、後5mのところでアイゼン外してくつろぎ始めた。待つみんな唖然。クライマーたちはラインを少し左手に変更しドロップ。リードしていたおにいさん滑りも上手い!すぐに俺たちもと休む兄さんの際を降りる。ちょっと嫌味ななるかと思ったが、声掛けもなくお互い岩や落雪位のようにスルー。暖かく優しく緩んだ雪に癒し系や~と快適に滑降。野人がかっこよく写真を撮ってくれた。いつも感謝!
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出会いまで帰ってきた。ちょっとあっけない。カリカリなら緊張したと思うのでゆるゆるでありがたかった。振り返ったりしていると小豆沢はなんだか賑わってて大きな声でわいわいやってる。朝、全くフラットだった斜面がデブリだらけ。上下で喚いているのでおかしいと思い、と声をかけてみるとたった今雪崩とのこと。上下範囲は大きいが浅く、斜面も緩いため埋まって怪我したりした人はいなかったようで良かった。

11時頃腐った雪に楽しめず小屋へ帰還。無事で何より。友達になったごとうさんいとうさんを待って一緒にしょーこさんの所へ行こう。一時ごろだったかお二人も無事帰還。笑顔を見れて嬉しい。まるで旧知の友達と再会を祝ってるようだ。楽しくわいわいショーコさんを待つがなかなか帰ってこない。その間に北穂で滑落と騒ぎ出す。2時間ほどで腕を固定したおじさんが歩いて帰還。大事に至らず良かった。歩いて帰るにはきついのだろう。一時間くらいか、低い爆裂音が聞こえ、青空にきらめく県警ヘリが到着。う~んかっこいい!ささとピックアップ。目の前を飛び去ったのが勇ましさを際立たせる。盛り上がったのはいいが、休憩4時間オーバー。15時半ごろ周りから歓声が上がる。山脈に作られた陰におーすけさんがガンガン飛ばしてヒュッテに着く。流石!見せる滑りってこうなのか!少し滑ったら僕らも受けるかなぁとテンション上げついでに盛り上がった。少し空けてすどーさんとしょーこさんも帰還。遠慮してゆるゆる滑り。影役者に徹しているようだ。あ~豪傑たちとのおでんが・・。この時間からじゃ片づけたりしてからじゃお邪魔でだめだろうとあきらめた。悲しかった。帰宅して分かったが、F.B.で上で休んでると連絡を貰っていた。くそっスマホ買ってやる!!今回は十分スマホを買う理由になった。せっかくだったのにしょーこさんごめんなさい。

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新しい友達との楽しい時間としょーこさん達とのおでん計画破断が気持ちをがたがたにする。落ち着きなくして徘徊始めるが行くとこなし。本に逃げるが小屋の中は字が見えん!漫画にしようと岳を手に取るが、げっ!友達になった伊藤さんがGETしていた。気が合うのか、こういう時マイナスになる。ラピュタの小説版を見つけ嬉しいがこれまた字が小さく見えん!布団の上でしょぼしょぼしてあら、同室のにやにやした年配おじさんにやたら声をかけられる。話はほとんど昔のヤマ話。それがなかなか登攀いろいろやっていたそうで、しかも近所の加東市から来たらしい。結局ほとんど読めなかった。。

今晩は昨日の地下室でなく綺麗な2階部屋。さぞかし快適と思ったら、部屋が狭く、地下室では枕元に50CMとベッド下にはべんちまであったのに、お互い頭や足をぶつけないように提案したりする始末。しかも疲れた野人の鼾に翻弄された。

5日
今日も暖かく快適。昨日より数度気温も落ち着いている。
昨日は雪崩騒ぎが多くて、すどーさんが早めにとアドバイスくれていたので、4ローテの最終で食べてたのを2ローテ目に食い込んだ。
6時半過ぎぐらいか。新しい友達たちは週末まで連泊予定を今日に切り上げるらしく、きっと上高地で会おうと約束してまだ陰に沈むカールを歩き出す。

何だか自宅を出るときに無事帰るよと約束して出かけるのを想像した。俺って独りよな~。へんなこと考える。調子悪い!体重い!あっ昨日は軽量化したんだった。まあ日帰り装備でおいて行ったのは予備の水筒とシール位だが。

デブリだらけの小豆沢を超え、少昨日より少し荒れたダイレクトを登り9時前には山頂へ届く。風はなく、昨日は硬かった滑りだしポイントも少し緩い。こんなので下部はヤバくない?でもしょーこさん情報で先行者が雪を落としてくれてると教えてくれた。部屋で話しかけてくれた年配のおじさんが小屋経由で早くも到着し、久しぶりの山だといいながら気を付けて!また会おうとやさしい笑顔で送り出してくれた。人の笑顔って凄く安らぐ。この山行はやさしい笑顔に包まれている。いつもなら未経験の危険地帯へ入る緊張感でなにも聞こえないのに、散歩へいくような気分で上高地を目に大斜面を滑りだした。
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9時半過ぎ。10名ほどの声援を貰いゆるゆる滑りだす。広い斜面だが数十メートル先が見えない。それが何度か繰り返し、下に見える岩や消える雪面を避けてフォールラインを探す。岩壁で登り返しや、スラフにやられたくない。自分と相方の落とす雪に気を使い、板を雪面に押し付けないよう、相方のラインの真下に来ないよう、またいきなり雪崩に食われないよう周りに目を配る。とはいい、気持ちは高ぶらない。写真を一杯撮って遊園地で次はどのアトラクション?と言わんばかり、楽しく狭く雪崩跡の溝を避けながら横滑りで落ちていく。溝には細く自分たちの落としたスラフが樋状に流れ進行を阻む。だが先行のトレースが所々にあり、自分の選んだラインで大丈夫と安心させてくれた。
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狭い滝エリアを安全地帯に抜けるころ、雪は柔らかく新しいデブリランドになり、抜けたな~と振り返る。相方はやはり不調のようで少し待たなければならないくらいいつもより足が遅く、初夏の避暑地のような岳沢小屋へ先に着く。板を脱がず滑り切れてよかった!

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11時。もうあとはちょいちょい。大休止して靴下干したりくつろいだ。後は藪で遊んで登山道を上高地へ。ビールと友達が待っている。
13時過ぎ。意外と遠い。藪遊びもあったが2時間近くかかって下山。振り返るとその中にいたとは思えない異様な山が簡単に来るなと言っているようだった。綺麗な沢や猿に人が群がり、今まで馴染んでいた山屋な人達と平穏な雰囲気の差に少し酔った。
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しばらくしてスマホを持つ相方が待ち合わせの連絡をしてみると、合わせたかのように河童橋の対岸で手を振る二人が見えた。やった!会えた!いままでで一番怖かったかもしれない滑降で感動なのに友達にまた会えたことの方が嬉しかった。それだけビビってたのを気づけないのか?山への感動が足りないのか?再会を祝い一緒に河原で乾杯。お互いいい山で出会えたことを喜んで上高地を離れた。
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帰りは平湯で汗を流し、渋滞から逃げて岐阜で車中泊。以外に車の少ない福井から琵琶湖の北を抜け帰宅。

扇沢よりは少し安全な方にシフトしようと話しながらもヤバい方を提案してくれ、あおばな垂れながら一緒に滑り切った相方に感謝!
最高の青空を見せてくれ、無事に返してくれた穂高の山々に感謝。
まさかのしょーこさん達との出会い。優しくアドバイスを頂いて感謝!
先行者兼岩さんのトレースがあり、安定して降りれたことに感謝!
足を止めるたびに出会た先輩たちとの出会いにも感謝!
東京の新しい友達を与えてくれたこの遠征に感謝!

全てに恵まれた旅だった。いい山にいい出会い。大切な物を一杯得られて幸せです。人の暖かさを大きく感じ、人生どーにかせんとと思う。
あ~割れた唇が痛い。顔がいた~い!
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No title

いのさん、先日はどもでした。
明るくおおらかなお2人に癒されました。

扇沢の核心、ガタガタですね。
斜度感あっていい写真ですね。

5/4はちょっとハードだったので、足が終わってました。
影武者に徹した訳ではなく、本気であれでした(爆)
そして、ビールの余裕もなく、大変失礼致しました。

またどこかでお会いしそうで、今から楽しみです!

No title

しょーこさん 

せっかく再開できたのに・・です。加藤さんとは小屋や山頂で話しましたが、しょーこさんに教えて貰ってたのに関わらず、装備や尾根の話で尽きていました。ほんと情報いっぱいありがとうございました!
憧れてた人達が目の前で感動ですが、なかなか核心には近づけませんね。今回もいろいろラッキーでした。
またお会いしたら大声で呼びますね!!
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